第7章 7話
(爆豪)
「てめぇ体調悪い癖になんでこんなとこいんだよ!!死にてぇンか?!」
(彩夏)
「あぁ、心配してくれてるの?ありがとー全然大丈夫になったよー」
(切島)
「てか、いつ来たんだ?」
(麗日)
「飯田くんが開けれなかったドア
をドカーーンって!!凄かったんよ!!」
彩夏が話さない代わりに麗日が彩夏が来た時の状況を話し始めた。
(爆豪)
「...チッ」
(塚内)
「とりあえず生徒らは教室へ戻ってもらおう。すぐに事情聴取って訳にもいかんだろ」
(蛙吹)
「刑事さん、相澤先生は...」
(塚内)
「『両腕粉砕骨折、顔面骨折...幸い脳系の損傷は見受けられません。
ただ...眼窩底骨が粉々になってまして...目に何かしらの後遺症げ残る可能性もあります』だそうだ。
13号の方は背中から上腕にかけての裂傷が酷いが命に別状なし。
オールマイトも同じく命に別状なし。彼に関してはリカバリーガールの治癒で十分処置可能とのことで保健室へ」
(蛙吹)
「ケロ...」
蛙吹は命があるだけ嬉しいことなのか、ほっとしたような、なんとも言えない顔になってしまった。
(麗日)
「デクくん...」
(飯田)
「緑谷くんは...?」
(塚内)
「緑...あぁ彼も保健室で間に合うそうだ
私も保健室の方に用がある
三茶!あと頼んだぞ」
(三茶)
「了解
じゃあ生徒の諸君は
教室へ戻ろう」
麗日はお巡りさんなのに犬じゃない...という会話を芦戸としながら学校へ帰るバスの方へ歩いていった。
(麗日)
「あれ、彩夏ちゃん乗らんの?」
(彩夏)
「皆の方が疲れてるだろうし、私は次のバスで帰るよ
バスいっぱいになっちゃうだろうしね?」
(麗日)
「そっかぁ...じゃあまた後で!」
(彩夏)
「...うん」