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【ヒロアカ】ImageHero Dream

第6章 6話




(蛙吹)
「彩夏ちゃん。さっき、緑谷ちゃんと何話してたの?ケロ」


(彩夏)
「たいした話じゃないよ。後悔しないようにって助言しただけ。」

(蛙吹)
「そう。

早く相澤先生運びましょうか。」

(彩夏)
「そうだね」



入口ゲートへと続く長い長い階段をあと少しという所まで登ってきた時だった。



(峰田)
「イイですなぁ...階段は浪漫が詰まってるんですよ...この階段はもはや正義?!正義なのか?!

オイラの神だぁぁぁあ!!!!」

1人だけ相澤を運ぶ担架を持っていなかった峰田は彩夏の制服のスカートの中を覗こうと躍起になっていた。

そんな峰田に彩夏が凄まじい蹴りをいれ、峰田は呆気なく長い長い階段を転げ落ちていった。

(蛙吹)
「器用ね、彩夏ちゃん」

(彩夏)
「自分の身は自分で守らなきゃ


あ、着いたね。梅雨ちゃん、後お願いできる?」

クラスメイトが自分たちの存在に気が付き、麗日が個性を使い相澤を引っ張っていった。

(蛙吹)
「えぇ、もちろんよ」

(彩夏)
「ありがとう、梅雨ちゃん」



クラスの輪から離れ広場へと繋がる道を走りながらふと、考えた。



消太にぃの怪我は出血量的に死には至らないはず。

本当に?

ここを離れても平気?


13号さんも消太にぃも倒れてる。ここの生徒を守る人は誰一人いない。


敵はこれだけなの?

この選択は正しいの?



でも、



俊くんはもう1分と動けないはず。

敵にその姿を晒してしまうと混乱に乗じて今まで以上に敵が増える。
それだけは避けたい。

行かなければ。


オールマイトを助けに。




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