第2章 HUNTER×HUNTER
双子の兄キルアと一緒に家を飛び出して来た
途中、兄ミルキと母さんが止めにきた
二人を刺してまで出てきたあたしたち。
やっぱり根っからの殺し屋なんだと思う。
「ミツキ、ハンター試験の会場まだかよ」
キルに話し掛けられた。
「この辺のはずなんだけど‥‥」
それらしき物は見当たらない。
目の前には一件の定食屋
「とりあえず、腹減ったし行こーぜ」
キルに手を引かれ定食屋に入る。
「いらっしゃい。焼き方は?」
なるほど
『弱火でじっくり』
ハモった合言葉
さすが双子
そう言うと奥へ案内される。
「ここがハンター試験の会場か」
番号札を渡され
中に入るとたくさんの人がいた。
「キル何番だった?」
「99だけどミツキは?」
「100!ジャスト」
と笑ってみせる私