第8章 練習開始
〜 ピッコロside 〜
デ「何を見ているんですか?」
下界をじっと見ていたオレにデンデが声を掛けてきた。
ピ「…いや、なんでもない。まだ起きていたのか」
デ「はい、なんだか眠れなくて。蓮さん、明日此処に来られるんですか?」
ピ「いや、何処で舞空術を教えるかは決めていなかったが…話でもあるのか?」
デ「いえ、特別に用があるわけではないんですけど…他の世界の話を色々聞かせて貰いたくて……」
ピ「そうか…では此処に連れてくる事にしよう。もう遅い…そろそろ寝るとするか」
デ「はい、そうしましょう」
再びチラリと下界に目をやり、デンデと共に神殿へと入った。