第8章 練習開始
〜 蓮side 〜
どんちゃん騒ぎの歓迎会は深夜になって漸くお開きとなった。
ブ「楽しかったわぁ~♪また集まりましょう!連絡するわ~!!」
すっかり出来上がってしまったブルマさん。
悟「ああ、またご馳走食わせてくれなw んじゃ帰ぇるか。みんなも送ってくぞ?」
ク「お、悪いな悟空。18号、武天老師さま、悟空が送ってくれるってよ」
クリリンさんの一言に、寝てしまったマーロンを抱いた18号さんが歩いてくる。
18「じゃあな、蓮。こっちにいる間にうちにも遊びに来な。元の世界に戻ったらイイ男捕まえて幸せになりなよ?」
少しぶっきらぼうな言い方だが、暖かい気持ちが篭っているのが伝わる。
蓮「ありがとうございます、18号さん。必ず遊びに行きます」
クリリンさんの元へ歩く18号さんを見送っていると、亀仙人さんが近づいてきた。
亀「蓮よ、人生は辛い事ばかりではない…必ず輝いた日々が待っておる。お主がこの世界に来た事にはきっと意味がある筈じゃ、悲観するでないぞ」
蓮「はい!」
亀「うむ、良い返事じゃ。返事も良いが…お主、ブルマに負けず劣らずのパーフェクトボデーじゃの♪どれ、ちーとそのパイパイを摘ま…ぐおっ!!」
蓮「せ、仙人さん!?」
ク「どうした?」
蓮「仙人さんの頭にフォークが!!」
倒れこんだ亀仙人さんの頭にはザックリとフォークが突き刺さっていた。
蓮「どっから飛んできたんだ…」(汗
ク「さあ…ま、このじいさんはこんなもんじゃ何ともないだろうけどさ」
悟「クリリン、早くしろよ!!」
ク「おう、ちょっと待ってくれよ!!…よいしょっと」
クリリンさんは亀仙人さんをひょいと担ぐと悟空さんの元へ。
既に悟空さんの周りには、孫一家も集まっていた。
悟「じゃあな、蓮!ドラゴンボール集める時はオラも協力すっかんな!!」
チ「うちにも遊びに来るだぞ」
飯「では、また会いましょうね。悟天、挨拶…って、寝ちゃったのか」
チチさんの腕の中の悟天はすっかり夢の中だ。
蓮「皆さん、今日はありがとうございました!!」
頭を下げると、みんな笑顔で手を振り返してくれた。