第7章 歓迎パーティー
〜 蓮side 〜
ブルマさんとの買い物はとにかく楽しかった。
あんなに色んな店を周って沢山買い物したのは初めてだ。
今までは学費や生活費を稼ぐ為にバイトばかりしていたからのんびり買い物してるヒマなど無かった。
ブ「楽しかったわね~♪」
蓮「はい、凄く楽しかったです!ホントありがとうございました!!」
ニコニコと笑い合いながらカプセルコーポレーションの中へ入る。
ベ「何が「楽しかった」だ!!こっちの身にもなりやがれ!!」
買い物の間中、ムスッと不機嫌そうに黙り込んでいたベジータさんも流石に文句の一つも言いたくなったようだ…それもそうだろう。
ベジータさんの両腕にはズラリと紙袋が下げられ、頭の上にはうず高く箱が積み上げられている。
蓮「あの…重くないんですか……?」
ブ「大丈夫、大丈夫♪あいつサイヤ人だから力だけは有り余ってんのよwww」
蓮「けど、あの状態で歩けるって凄いですね。よくバランス取れんな……」
サイヤ人の事や、今日呼んでいるメンバー、この地球での戦いの事は買い物中にブルマさんが教えてくれた。
普通に宇宙人が生活していたり、地球人と結婚していたり。
何度も地球滅亡の危機が起こり、それを戦って回避したり。
あたしが暮らしていた世界では考えられないような話に驚くばかりだ。