第4章 別世界
〜 ピッコロside 〜
(やはり何かおかしい……)
自分自身がよく分からない。
どうもあの女といると調子が狂う。
近くにいるとやはり心臓に違和感を感じる。
だが、女を見ると…話をすると………嬉しい?
綺麗な黒と紫の瞳を此方に向けて笑う蓮の顔を思い出していると向こうからデンデが歩いてきた。
デ「ピッコロさん、おやすみなさい」
ペコリと小さな頭を下げる。
ピ「ああ、まだ起きていたのか。おやすみ」
挨拶を交わし、各々の部屋へとまた歩き出す。
デ「ピッコロさん、どうしたんでしょう?なんだか顔が赤かったみたいですけど……」
第4章 終わり