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好きになってもいいですか。~声優さんと恋をしよう~

第5章 不安


すると

「あ、梶くん!おはよー
ん?その隣の子は?」

『お、小野大輔さん!?』

「僕のことを知ってくれているの?嬉しいな~♪」

おそらく、梶さんと共にアフレコをするのであろう小野さんが後ろから声をかけてきた

「君は誰かな?」

『あ、美南梢といいます
梶さんの従妹です!』

「へえ~従妹!可愛いね~♪」

『ありがとう…ございます…』

小野さんに可愛いと言われて照れないはずがない

「小さくてほんと可愛いよ~」

そう言って小野さんは私の頭をポンポンと撫でた

(やばいやばいやばいやばいやばいやばい!)

私が声に出してしまいそうになるのを抑えていると、

「小野さん…その手、どけてください」

梶さんが小野さんの手をつかんで私の頭から離した

「えーいいじゃん、もうちょっと」

『梢ちゃんは僕のものです』

梶さんは私を後ろから抱き締めながら衝撃の言葉を放った

『か、梶さん!!?』

「梢ちゃん、行こ
小野さん、失礼します」

私の腕を引っ張ってスタジオの中へ連行された

一方、小野さんは…


「あ、あの二人って………




すんげえ仲良いんだな!」



分かってなかった
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