• テキストサイズ

好きになってもいいですか。~声優さんと恋をしよう~

第3章 同居


「あの、えっとね?ここは梶くんの家なんだ」

『え』

「あと、梶くんが君をおぶってここまで連れてきたんだ」

(うそ…なんか私、すごい贅沢な体験をした気がする…)

ん?てことは、夢の中で嗅いだ匂いと、さっきベッドで嗅いだ匂いって……

『!下野さん!!』

「は、はい!?」

『さっき私が寝ていたベッドって、』

「…梶くんのベッドだけど」

やっぱり!!

あの、わたあめみたいな匂いは梶さんの匂いだったんだ!!

(うわ~なんか恥ずかしくなってきた…まさかおんぶされながら梶さんの匂いを嗅ぎまくってたなんて…)

「顔、赤いよ…?熱でもあるのか?」

『あ、いえ、ちょっと… あの、お水いただいてもいいですか?』

「うん、台所にある冷蔵庫にペットボトルがあるから、それ飲みなよ」

『ありがとうございます』


とにかく今は顔を冷やしたい…

/ 60ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp