好きになってもいいですか。~声優さんと恋をしよう~
第3章 同居
(はあ…梶さんにどんな顔して会えばいいのやら…)
『失礼しま~す…』
ガチャ
(お水お水)
『ゴクゴク…っはー!…ちょっと熱引いたかも…』
「ぷっ、あははは」
『うわ!梶さん!?』
「ははっ君おもしろいね!冷蔵庫開けるときに失礼しますなんて」
『み、見てたんですか…』
「ごめんごめん、あ、お腹空いてるよね?ご飯できたから下野さんと一緒に食べよ」
『あ、はい…』
どうしよう、梶さんを見ると自分のやったことを思い出して、また熱くなってきた…
「ん?赤いよ?熱でもあるの?」
『あ、あの!』
「わ!な、なに?」
『わ、私を運んでいただいて、ありがとうございました!』
「あーそんなこと?全然大丈夫だよ」
『あと、私のことなんですけど…』
「確かに君のことは気になるけど、まずはたべよ?お腹空いて死にそうになってたんだし 笑」
『う…恥ずかしいので忘れてください…』