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好きになってもいいですか。~声優さんと恋をしよう~

第3章 同居


「お、起きた?随分ぐっすりと眠ってたね~ あ!お腹空いたでしょ!今梶くんが晩ご飯を━」

ガチャリ



「え、ちょっと!?何で戻っちゃうの~!」


(え?なんで、なんで下野さんがいるの、てか梶さんもいるってことだよね、あれ、ここホテルじゃないの??落ち着け私、そーか今のは幻覚だ、うん、公園であったことも全て幻覚だ、夢を見てるんだきっとそう━)


ガチャ


「ちょっと、だいじょうぶ…」

『ぎゃあああーー!!』

「うおっ!!?」

『し、しもの…さん…』

「う、うん…ねえ、ほんとに大丈夫…??」


(ゆ…夢じゃない!!?)


『あのあの!なんか色々ご迷惑をおかけしたように思えるんですけど、まず私がどーやってここに来て、あとどなたが運んでくださったのか聞きたいところに存じているんですけども!!』

「うん、落ち着いて!なんか日本語怪しくなってきてるから!」

ああ…ダメだ…

目の前に下野さんがいると上手く喋れないよぉ…

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