第17章 最終章・君は小生の宝物
「小生だって幸せさ〜いつだって小生の願いを叶える事ができるのはマリアンヌしかいないからね〜。」
「(私も…同じです……)」
アンダーテイカーの胸元に顔を埋めて嬉し泣きをするマリアンヌ。
その頭を優しく撫でてやりながら、アンダーテイカーは思う。
マリアンヌさえ側にいてくれれば何もいらない。
でも、マリアンヌが側にいなければ駄目なのだ。
愛とはなんと無欲で強欲なのか。
だが、そんな事はどうでも良い。
マリアンヌが未来永劫自分の側にいてくれると言ってくれた。
来世も、そのまた来世も、必ずマリアンヌを見つけ出し、愛そう。
「(アンダーテイカーさん…愛しています…)」
「小生だって愛してるさ。マリアンヌはずっと大切な、愛しい宝物だ。」
そう、
君は小生の宝物
永遠に…
永遠に…
2020.2.15
「君は小生の宝物」
ーfinー