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君は小生の宝物/葬儀屋/黒執事

第10章 その死神、激情





「(あ、あ、欲しいんです…触れて欲しいんです…)」


正直に答えるが、この回答だけでは足りないとセバスチャンは首を縦には振らなかった。


「それはいったい何処なのでしょうか…こちらは御不満でいらっしゃいますか?」


意地悪な笑みをこぼしながらセバスチャンは、マリアンヌの乳首を少し強く摘んでみせながら答えた。



「(キャァァァ…!!)」



不意打ちの刺激にマリアンヌはビクンと大きく身体をしならせると、かたく目を瞑りピクピクと痙攣してしまった。

どうやら乳首の刺激だけで軽くイッてしまった様だ。



「(あぁ…あぁ……)」



「おやおや、コレだけの刺激で達してしまわれたのですか?私はいったいどうしたら宜しいのでしょうか…?」


実にわざとらしく困った表情を見せるセバスチャン。


しかし、マリアンヌはもう限界だった。


自身の中で蠢く疼きを早く発散させたかったマリアンヌは、セバスチャンの手を取ると、反対の手でスカートを捲りあげ、その手を下半身へと誘導した。


「(あぁ…アンダーテイカーさん…ここ…ココに触れて欲しいんです。わたしの…わたしの感じるところに…たくさん…欲しいんです…)」



なりふり構わず本能剥き出しに快楽を求めるマリアンヌ姿は中々のものだった。



「御意」


セバスチャンはそんなマリアンヌの姿を眺めながら、舌なめずりをすると、右手の人差し指を咥えて引っ張り、外れた手袋を放り投げた。


「マリアンヌさんはおねだり上手でいらっしゃいますね。ご褒美を差し上げますよ。」



「(…は、早く…はやくください…)」



手袋を外したセバスチャンはマリアンヌの下着の中に手を入れ、割れ目をそっと指でなぞると、その中はすでにトロトロとした愛液で溢れかえっていた。


「まだ触れてもいないのに、もうこんなにビショビショなんですか?」


セバスチャンはマリアンヌの奥から次々に溢れてくる蜜を指で掬い取ると、ペロリと舐めて見せた。


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