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Sapphire〈小悪魔系男子にご注意asobase?〉

第37章 女子のトイレには…色んな人間模様が…


 翔side

 昼休み


 茉莉「翔ちゃんトイレ行かない?」

 翔「行く……」


 トイレ…… 用を…… (自主規制)私にとっては……


 茉莉「何かあった?」


 けど、女子にとってトイレというのは…… 色んな人間模様が展開される場所らしい……


 翔「なんで? 何もないけど ……?」

 茉莉「……そうかな?」

 翔「そうだよ……?」


 さて…… 手も洗ったし教室に……


 女の子a「あ! 翔ちゃんに茉莉ちゃん!」


 今でもこうして、一緒にトイレでつるむとか苦手だ……


 私がこの学校に来て分かってた事だけど……

 色々言われた時に、二宮さんがブチギレた女の子達……


 何を思ったか…… その日のうちに謝って来て…… ちょっと物事を斜めに見る癖のある私は

 成る程…… 二宮さんに嫌われたくないから謝ってきたんだ……


 って考えたんだけど…… 彼女達が心から謝ってるって感じて……


 翔「もう気にしてないよ」

 って…… それからというもの、少しずつ打ち付けたのはいいけどさ……

 私としては、どうにもこうにも…… 一緒にトイレに行くのだけはゴメン! 

 と逃げてるんだけど


 女の子b「茉莉ちゃんもやっぱり思うでしょ? 翔ちゃん元気ないって……?」


 どうして皆で鋭いの? 


 翔「ホントに何も……」


 女の子c「うちらがさ悪かったけどさ…… 本当に仲良くなりたいと思ってるんだよ? …… という事で! 根本的な疑問なんだけどさ…… 翔ちゃんアタシ達の名前知ってる?」


(……知らない……)


 茉莉「その顔は知らないね? 翔ちゃんらしいと言うか…… 千夏ちゃんに、季佐子ちゃん、沙弓ちゃんです!」

 千夏.季佐子.沙弓「「「ナンで茉莉ちゃんが答えてんのよ!」」」


 ホントだよ…… チカちゃんにキサコちゃんにサユミちゃん……


 そっか…… いつも誰々のセイ…… とか何々だからとか諦めてないで……


 勇気を出して…… 自分からも心を開いて……







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