第24章 愛想尽かされたって関係ないじゃん

　えっと……PM17:30……その前、1時間位学校の予習復習して……（今は春休みだから 宿題の時間）

　女の子「翔ちゃんお夕飯の支度しよう？」

　翔「あ､うん。ありがとう……ゴメンなさい……えと……お名前……」


　私って!　なんて失礼なの!　ゴメンなさい。名前覚える所から始めなきゃだよね？　ホントゴメンなさい!　


　女の子「岸美苗!　《キシ.ミナエ》小３よ!」

　翔「ありがとうミナエちゃん」

　ツインテールの可愛い女の子!　


　今野「翔ちゃん。初めまして。厨房の今野です。こちらは石川。他に二人いるけど。まずは、箸とかスプーン、今日の食事に必要な物テーブルに並べてくれるかな？　その前にゴメンね？　テーブル拭いてくれる？」


　翔「はい」


　男の子「きょうカレー!　デジュ.カ.マサト《出塚理人》｡4さい!」


　デジュカ？　


　男の子「で.づ.か!　新しい子来た日はカレーなんだよ!　スプーンとか、場所はここ!　坂上洋輝《サカウエ.ヒロキ》｡小５」

　翔「ありがとう」


『マサト』くん難しいよね？　デヅカって（笑）デジュカになってるとこが可愛い!　


　ヒロキくんは見てると、年少組のミナエちゃん、マサトくんを纏めて活発な子みたい


　あれ？　もう一人……

　夕食の時間


　ミナエちゃんは、年少組担当の先生の隣り

　向かえの席に、マサトくん、ヒロキくんは並んで座って……


　二人を挟むように二宮さんと……


　雅紀「孝次、挨拶は？　……太田孝次｡（オオタ.コウジ）高1だよ……」

　孝次《……》


　茉莉ちゃんとミナエちゃん

　私と保育士の先生の間に……可愛い女の子


　茉莉「百田悠紀香《モモタ.ユキカ》ちゃん3歳｡内気ちゃん……」


　二宮さん、私に無言で箸を……

　サラダ……掴めなくて……


　カズ「な？　ユックリさ……」


　フォークを差し出して……

　ナゼ優しく……


　涙止まらないよぉ……