Garnet 真恋 ~初恋と宝石Ⅲ~ Kazu.N
第100章 好きだから大切な思い出に
ー談話室ー
カズ「どうした萌ちゃん? 優くんだっけ? ヤキモチでも焼かれたか?」
こんな時に迄、皮肉を言っちゃう俺って……
翔「二宮さん……」
拙いな…… さっきから翔ちゃんの
俺の点数下げてる気がする
萌「優くんだって…… クラスの女の子と話をするくせに! ……私、話し掛けられたから返事して…… それなのに『もう信じらんねえよ! 萌はオレだけ見てればいいんだよ!』って」
翔「萌ちゃん? 他に何かあった?」
カズ「FirstKissでもされた? とか……」
萌「皆の前でヒドイよ!」
翔「それは…… 泣きたいよね。好きだから…… 大切な思い出だものね」
三人娘は
同じ日にFastkissを……
望まないシチュエーションでってのがショック……
……だよな
男ってバカ……