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Garnet 真恋 ~初恋と宝石Ⅲ~ Kazu.N

第68章 んふふふ 


 智「あの人『好きだから別れたくない!』って言ったんだって?」

 潤「今更っ…… だったら努力しろよ!」

 カズ「母さんも同じ事言ってた……」


 理由がね? 俺の為だったらいいよ…… けど

『世間体』

 とか

『離婚したらパパのお店なんか出ていくことになるのよいいの?』


 あの人は最後迄あの人のままだった……


 カズ「そんな事より! 大野さんも、潤くんも『手伝わない』って言った割には…… 頑張ってくれたんだって? 母さんが感謝してましたよ。『一人じゃどうにもならなかった』って」

 潤「離婚の件にはタッチしてねーよ。智さんの事務所の弁護士さんが優秀だから。カズのお母さんが心配でさ……」

 智「オイラは少し。そうは言ったけど、先輩も信じてるし。お母さん一人で戦わせるなんて出来なくて…… オイラは表のフォローを。潤くんの役割はジェントルだからね? 心のケアですよ(裏の)。カズくんのお母さんの(笑)」


 二人は、なんだかんだ言って母さんのフォローしてくれて

 好条件で『ある事』も本決まりに……

 雅紀「9月から楽しみだな! 皆どんな顔するかな? 子供達! ねぇ?」

 カズ「バラすなよ? それでなくても勘が鋭いんだから! 既にバレかけてるし! 明日も休みだし、また逢いに行くかな!!」

 智「オイラ達も行く?」

 潤「行きてぇな。癒しを求めて(笑)」


 気になる事もあるし……


 何より翔ちゃんにね…… もう逢いたいから……


 逢いに行くよ……








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