Moonstone キミはキミだよ【Kazu.N】
第47章 キミが好きです
カズside
(ビックリ…… なんでOK? 自惚れちゃうよ?)
-翌日-
翔「流石! 百万石のお城! 長屋! 二宮センパイ、隠し扉! 狭間! 凄い! 石垣は他のお城と違ってカラフル…… 二宮センパイ? ごめんなさい…… 一人騒いで……」
カズ「違うよ!」
(俺の声でビクって……)
カズ「一緒なのが嬉しくて!」
伝えるから聞いて…… 翔ちゃん……
金沢城近くのオムライスの美味しい店
廻りガヤガヤしてっけど、そんなの関係ねぇし……
(美味しそうに食べるなぁ可愛い!)
緊張が解れたよね
カズ「翔ちゃん、キミが好きです……」
泣きそうな顔で俺を見つめて……
伊達眼鏡して無くて
白地に、小さな黄色の花柄ワンピ
Moonstone純粋なキミが…… 好き!
カズ「可愛いねワンピ」
翔「……私も…… 好きです」
カズ「え? ワンピ? …… お、俺?」
翔「……二宮センパイが…… 好きです」
カズ「ありがとう! カズって呼んで?」
6/17誕生日《日》
キミの為なら、外出許可書くの面倒《by事務》
アホな嫌味も平気!
金沢城内公園にて
翔「カズ先輩! 17歳のお誕生日おめでとございます! 休日に逢えて嬉しいです!」
カズ「gameソフト?」
翔「持ってるかもだけど……」
カズ「ありがとう大切にするから!」
(キミをね……)