Moonstone キミはキミだよ【Kazu.N】
第41章 彼女がいなくなったら?
智side
潤『大丈夫か? 今までサクラ姫を守ってたのは智だろ?』
気付いたよ
否定しない
翔ちゃんが、恋をした相手に嫉妬の感情は湧かなくて……
ずっと恋なのかな? って思ってた時期もあったけど
(真希…… 無事でいてくれ!)
酒飲んだから車運転できねぇし、タクシーが安全運転なのは当たり前の事なんだけどさ
早く行ってあげたくて
もどかしくて……
智「真希? 警察には俺が連絡したから! 今、来てくれるって! 落ち着いて? 俺も手伝ってあげるから。いい? クレジットカード会社、携帯会社に利用停止の電話して止めてもらって。鍵屋にも。部屋の中弄っちゃだめだよ? 銀行の通帳ある? 印鑑は? あった? 良かった……真希のマンション着いたから。あ、警察も着いたみたい。話出来る?」
真希『どうしよう? 泥棒……助けて……』
怖かったね
俺を頼ってくれてありがとう
弱わ弱しい、声音
俺は
もし彼女がいなくなったら?
とてつもない恐怖だ
きっと生きてけない
人を好きになるってこういう事なんだね?
刑事「詳しい事は明日」
と言って帰えった刑事……
軽い事情調収で
(は? 話が違ぇし……)
真希「~で別れた後に、携帯電話の番号変えたんですけど……」
真希……オイラの趣味は絵を描く事。自己流でさ。高校ん時一度教室行ったけど、性に合わなくて…… 1つ下の真希がいた。可愛かった…… けどオイラそん時、心に余裕なくて。去年のXmas、入院してる子供たちに、真希がボランティアで絵画を教えに来てて再会したんだよね
口ベタで誘う所かメールだけの仲
去年の夏彼氏さんと別れたらしい…… としか