第41章 彼女がいなくなったら？

　多少部屋は荒らされてた。貴重品は大丈夫だったけど……

　真希と撮った写真が欲しかった？　ハぁ？　
（警察での元カレの話）

　リビングでコーヒーをマッタリと……　じゃなくて!　

　真希「初めてだね。メールじゃなくてじっくり話しするの」

　智「なんで？　元カレさんて？」


　イラっ


　真希「アルバムが床に……　もう写真なんて処分したよ!」

　智「連絡先は？　……」

　真希「彼のこと好きだった私の友達……彼女に渡した、合鍵落ちてた。友達に俺と付き合いたいなら、振ったアイツに嫌がらせをって…… 」

　智「彼女、去年は友情を選んだけど……今回は？」


　警察に相談した効果で


　真希「嫌がらせは止んで安心してたのに!」


　って泣いちゃって……

　やっぱ平気な訳無い……　怖かったよな


　真希「私……　友達一人無くしちゃった……」


（俺がいる彼氏に立候補していい？）


　真希「私……　一回しか会った事ない智くんの事……」

　智「ストップ!　俺から言う!　真希大好きです!　俺と付き合って下さい!」

　真希「はい……」


　見っけた大事な女の子