Moonstone キミはキミだよ【Kazu.N】
第32章 この人(少年)が…
智side
メイド「お帰りなさいませ智樣。お客様が入らしてますよ」
智「だだいま。フミお客様女性? ……男性?」
オイラの母ちゃんが生まれた時から、運転手の柿谷儀一と共に働いてくれている儀一の妻のフミ
初めて男性を連れて来た翔ちゃんに、どんな反応? なんて悪戯心で聞いちゃった
フミ「男の子です。翔お嬢樣の信頼されている方ですね? とても親身にお話聞いて下さってますよ」
あー馬鹿な事聞いた。フミも儀一も翔ちゃんがこの家に来た経緯を知っていて、本当に大切に思ってくれてる
仕事でリビングに…… いや翔ちゃんが心配で近くに……ね?
いいんだよ。俺達家族にとって二人は信頼してる人達だからね
智「そっか……俺も話すね」
フミ「お願いします」
ほら心底心配しているフミ
いつもありがとう
(二宮和也……か)