Moonstone キミはキミだよ【Kazu.N】
第137章 贖罪でなく溺愛
翔side
私こんな風に、私を、櫻井翔として愛して貰える日が来ると思ってなかった
いつかは…… って…… でも期待しちゃ駄目って……
いつだったか、カズセンパイが冗談で
カズ『皆さん、過保護にも程があるって』
言った時
おじいちゃま、おばあちゃま達が
「翔ちゃんの人生、自分達の思いだけで縛り付けてはいけない。と思うけれど紗菜(貴弘)の時の様になるまい。って思っているのに…… どうしても」
って
翔「私は、おじいちゃま、おばあちゃま達に 会う事が出来て、愛されるようになって嬉しいって思ってたのに…… ママの代わりだとか贖罪のつもりで優しくするのだったら…… いらない!」
カズ「どうしても、翔ちゃんが可愛すぎて、溺愛が止まらないの意味だよ? そうですよね? おじじ様、おばば様」
カズセンパイの言う通りで
「言葉足らずで、ごめんね」
と、おじいちゃま、おばちゃま達に
言わせてしまったの……