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Moonstone キミはキミだよ【Kazu.N】

第138章 純粋な愛で、永遠に守り抜くから…愛してる


 翔side

 翔の部屋

 翔「私、あの時自分の方が色々な物に縛られてるって恥ずかしくなったの。おじいちゃま、おばあちゃま達の愛を疑って…… 私ホント…… バカですよね……」

 カズ「仕方ないよ。ずっとそんな風に思っちゃうような経験をして来たんだもの……所で、翔ちゃんは少しは落ち着いたのかな?」

 カズセンパイの言わんとする事は…… 私の大好きな人達の事で

 翔「*何年経っても寂しいですけど。あの『誠意』の言葉で私とゆなちゃん救われてるんです。色々な考えがあるのは、人それぞれ当たり前です。私とゆなちゃんは、あの人達の言葉に『その人にはその人の人生がある』私達の勝手な思いで『その人の人生を縛り付ける権利』は『私達には無いんですもの』って慰め合ってます」

 カズ「俺もあの『誠意』には男気を感じたな。それと同じ事パパさん達、おじじ様、おばば様達もいつだったか言ってたんだ『『誠意』いろんな人の心に届いただろうな』って。だからこそ過去の自分達を恥じてそう言ったんだと思う」

 本当に凄いな  

 カズセンパイは…… 人の気持ちを思いやる事が出来て

 そして、私の好きな人…… 人に色々な影響力を及ぼす事の出来る

 言葉の力を持っていて

 流石だなって


 そして、あの言葉で彼の魅力が世間の人に伝わったのが。嬉しい私なの

 翔「確かに縛られたくない人もいるかもしれないけど、私は縛られるというより甘やかしてくれる人がいないと…… 不安でどうにかなっちゃう」


 カズside

 またぁ! 小悪魔サクラ姫ったら、サラリと可愛い事言ってくれちゃってぇ

 それなら

 カズ「分かった! 翔ちゃん! 俺が一生涯甘やかして溺愛してあげるから! ね?」

 翔「ヤ…… あの…… 程々で……」

 カズ「ダメ! 覚悟しといてね? 翔ちゃん!」

 ちっちゃく悲鳴をあげちゃって! 可愛いな翔ちゃん! 


 *話の中王子様達の未来を綴っていますが、違う未来(リアル世界)であったなら、ゴメンなさい


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