• テキストサイズ

Moonstone キミはキミだよ【Kazu.N】

第123章 無自覚って怖い


 会えない間。時々、カズセンパイの毒舌っていうか、私にチョッとっした意地悪言うの聞きたい! ナンテ……

 おバカな事考えちゃう時あったけど

 でも実際聞くと……

(ダメだよ! せっかく久し振りに会えたんだから泣いちゃ……)


 泣きそうになってる私を、カズセンパイはふわりと抱きしめてくれて

 カズ「翔ちゃんゴメン…… ただの俺のヤキモチ。ホントごめん……」

 翔「カズセンパイが、私なんかにヤキモチ? 私はモテ過ぎるカズセンパイを見て、高校の時、ヤキモチ焼いちゃったけど…… 今だって大学で…… けど当たり前ですもんね。カズセンパイがモテるの。カッコいいから」

 俯き加減でそう言ったら、カズセンパイがちっちゃく呻いて、オマケに、ちっちゃくため息ついたの

 だから、顔を上げてカズ先輩の表情を見ると

 カズ「翔ちゃん…… 無自覚って怖い…… マジで……」


 翔「カズセンパイ?」






/ 249ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp