Moonstone キミはキミだよ【Kazu.N】
第66章 大事な孫娘
領「翔ちゃん…… ゴメンなさい」
翔「領さん……」
領「本当に翔ちゃんが悪いなんて思って無くて。俺不器用だから。家に居ると甘えてしまうから一人暮らし始めてたんだ。また、少しずつ…… 仲良くね?」
(何コレ? いや仲が良いことに越したことはないんだよ? でもさあ…… 大野さん笑ってるし! 翔ちゃん…… 泣いて…… でも…… 良かったね!)
領「気になってたんだけど、キミは誰かな?」
カズ「あ、二宮和也です。翔ちゃんの彼氏です!」
翔.領.貴弘『な?』
カズ「翔ちゃんっ? なぜ貴女が驚くんスか?」
零二《レイジ》「ホー流石! 目が高い!」
真菜「あら分かるんですか?」
零二「我が大野家、皆、素晴らしいお嫁さんをね貰って来たからな。きっと…… 智も領も。翔ちゃんもだ!」
智「じじさま?」
領《……》
貴弘《……》
(なぜパパさん迄?)
春《ハル》「そして…… 翔ちゃん? 大野家の大事な女の子」
翔「おばあちゃま……」
令二「苗字も、血も…… 違っても大事な孫娘! 良い男子見つけた!」
翔「おじいちゃまっ……」
翔ちゃんは恥ずかしがり屋さんだから、おじい樣に紅くなりながら抗議している(笑)
大野さん、領さんは
おじい樣は諦めて
おばあ様に…… 俺の事? ダメ出し?
真菜「ムリですよ……」
ママさん冷静…… サスガ!
なんたって少なくとも俺
ママさん、おばあ様に気に入られたしね?
翔ちゃんパパ(貴弘)にも気に入られる様に……
もう少し…… ガンバろ!
強烈な親戚達が、その後謝罪をして来た
大野さんの頑張りと
5月頃、ゴールデンウィーク中に話合いの場に
翔ちゃんの伯父様、伯母様が
ガンバった! という事らしい!
俺も親と……もう一度話会おう