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千銃士【ヤンデレ】

第3章 ケイン


ケインside

無事に準備が整いました♪♪
これからマスターさんをお呼びして私の最高傑作のマジックをお披露目します。嗚呼…またゾクゾクしてきました。マスターさん、どこにいらっしゃるのですか?

マスターさんを探し始めて数十分後…

やっと見つけました♪♪

ケイン「マスターさん!」
貴方「あら、ケイン。…って、ケイン!クマが凄いですよ!?それに少しやつれている気が…」
ケイン「…え?あぁ、マスターさんを心配させるなんて…貴銃士失格ですね。そんな事よりマスターさんだけに見せたいマジックがあるのです。お時間少々よろしいでしょうか??」
貴方「新作??見たい見たいです!!
丁度貴銃士達を回復させて暇を持て余していたところだったんですよ〜」

笑顔で答えるマスターさん。よかった、断られたらどうしてやろうかと考えていましたが余計なお世話だったようです。

ケイン「…それでは、行きましょうか。」

~数時間後~

貴方「ケイン、まだですか?…随分と遠いようですが…」

基地を出て人気のない村を1つ超え樹海に入り流石に疲れてしまわれたようですね…

マスターさんから何度も同じ質問を問われても

ケイン「すぐそこですから、もう暫くのご辛抱ですよ。」

…と同じ質問に同じ回答をしていたためかマスターさんからは疑いの目が向けられています。まぁ、仕方の無いことですが…。

ケイン「…今度こそ本当ですよ。ほら、見えてきました。あの倉庫に入ったら一息入れましょう。」

そう笑ってマスターさんの背中を押し入るよう促す。

貴方「はぁ〜…やっと着きました!!疲れました!!もう!ケインったら!私だけにマジックを見せたいからってそこまで手の込んだことしなくても…。
…ほら、ケインも流石に疲れたでしょう?一緒に休みましょう。それからマジックをしても遅くはありません。」

そう仰りながら倉庫に入るマスターさん。その後に私が入りそして直ぐにドアを閉めます。

…ガチャッ

貴方「え?暗いです…ケイン、この倉庫には窓もないのですか…?これじゃあケインのマジックも…」

マスターさんの反応、とても可愛らしいです。
さて、ここで種明かしといきましょうか。
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