第2章 小さな命
裕太「先生、彼女の容態は?」
ドクター「落ち着いたのでもう大丈夫です。お腹の子供も無事ですよ」
裕太「えっ?」
ドクター「知らなかったんですか?彼女、妊娠してますよ」
どうしてかわからないけど、の側を離れることができなかった。
「…………う〜ん………」
ゆっくりと目を開ける
「ここは?」
裕太「病院だよ。体の調子はどう?」
「ちょっとダルいけど大丈夫………」
急に慌てだしたは、自分のお腹を抑える。
裕太「子供は無事だよ」
そう言ってあげると、安心した顔をした。
裕太「いったい何があったの?」
は少し迷っていたけど、ゆっくりと話し始めた。