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君のいる世界(裕太ver.)
第2章 小さな命
しばらくするとナースが誰かを連れてきた。
ひとりは目にいっぱいの涙をためた女性。
もうひとりは、その女性の背中にそっと手を添えて、優しい笑顔を浮かべている男性。
「パパ!ママ!」
2人はの両親だった。
母親「」
の名前を呼ぶと、母親は優しくを抱きしめた。
「パパ、ママごめんね」
涙を流すの頭を父親は、大丈夫だよっと言いながらそっと撫でた。
その光景を見た俺は、もう大丈夫だと思いその場を後にした。
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