1人の少女を救うことはできるのか!?【浦島坂田船】
第2章 1人の少女
96「そっか…でも消毒しないとやばくない?」
さ「そうなんやよね…」
96「起こす?」
さ「いや…多分この子父親から虐待を受けてたと思うんやけど男性恐怖症とかだったら手当てできないやろうし…
そうや!くろちゃん!あの3人の中でこの子の格好見ても平気そうなのってだれ?」
96「あの3人……うらたんかな?」
さ「うらさんね…ちょっと待ってて」
ガチャ
さ「うらさんあんな…
あの子の胸の方に傷があるんやけどな、ちょっと傷が深くて手当てすると痛みで起きてまうと思うんやけど……」
う「起こせば?」
さ「さっき話したやろ?父親から虐待されてるかもしれへんって
だから男性恐怖症とかだったら手当てさせてくれへんかもしれないから…」
う「手伝えばいいの?」
さ「そう!」
う「何すればいいの?」
さ「えっとな、あの子のこと押さえといてほしいんやけど…格好がちよっと………」
う「?まぁいいや、とりあえず部屋入ろ」
さ「理性だけは保っといてな」
う「なぜ理性?」
さ「それは……」
ガチャ
う「マジか…
なに…なんでこんな格好させてんの」
さ「あぁしないと手当てできないから…
しかもあの格好のまま手当てさせてって言っても無理やろ?」
う「たしかに…だけとなんで俺?」
さ「1番平気そうやから」
う「まぁ無理だろうな」
さ「やろ?」
う「とりあえずどこを押えればいい?」
さ「肩を押さえといて」
う「なんで肩?」
さ「痛みで飛び起きたら俺がやばいやろ?
あの子も多分嫌やろうし」
う「とゆーか96猫がやればいいんじゃないの?」
さ「くろちゃんにはタオル押さえといて貰おうかと」
う「とりあえずはやくやるか」
さ「そうやな
やるで?」
う「あぁ」
96「うん」
『(ピクッ)』
さ「大丈夫かな…」
う「起きても押さえてるから早くやって」
さ「わかった」
『痛っ!!』
さ「ごめんな、もうちょい頑張ってな」
『痛い!!やめて!!』
う「暴れないで!胸見えるよ?」
96「あと少しだから、ね?」
さ「終わったよ
俺ら部屋出るからそれまで動かないでね
じゃうらさん行くよ」
う「ほーい、96猫あとよろしく」
96「わかったー」