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Orange Topaz~初恋と宝石~【kazu.N】

第60章 ホント…俺、逃げたりして…ゴメンね…~K~


 カズ「俺もヤマトタケルも、未熟だって思って。女の子は妊娠とか結婚とかで、大変な思いするんだって『結婚しよう? 子供欲しい』って、男は言うだけでさ『前のアパート借りてほんの数ヶ月でもったいないっ』て話になって。だったら3人で、相談事ある時に集まってそういう空間も必要なんじゃないか? って借りたまんまなんだけど、そこで情報交換とかして楽しく結婚生活を送くれんじゃないか? と…… これも俺たちの浅はかな考え

 亜子ちゃんつわりが酷くて。ヤマトが、亜子ちゃんはイメージ的に、周囲に相談とかして乗り越えるんじゃないか? って勝手に思い込んでいたって。傷つけて泣かせたって……

 結衣ちゃんは、この前言われた事とか気にしてて(親戚達)。子供授かっても不安定な感じで。授かる前、タケルに自分は相応しく無い。そう思っちゃったらしくて…… 今も泣くって……

 のんちゃんは…… 俺『子供子供』って余り言わない事にした。亜子ちゃんと、結衣ちゃんが子供授かって嬉しそうなの見て、悲しそうな顔してる事があるの。それに最近…… 俺の事避けてる気がすんだよね……」


 のん『カズくんごめんなさい』

『体調が…… ゴメンなさい』

『貧血で……』


 全員『バカ! 尚更帰れ! 不安定な子を独りにすんな! 頑張って向き合うしかねぇだろ?! カズ!!』


 ホント俺ってバカ……

 俺……

 大切なのんちゃんから……


 逃げたりして…… ゴメンね……












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