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Orange Topaz~初恋と宝石~【kazu.N】

第60章 ホント…俺、逃げたりして…ゴメンね…~K~


 全くね、夫婦に色んな形がある様に、家族にもある筈でしょ? 

 今時さ、ホント驚きだよね? 

 季節は秋、世の中は未だ混沌として以前普通の状態を取り戻そうとしている感じ

 まあね、そもそも普通っていう言い方もおかしいよね? 

 皆今ある生活が永遠じゃないって気付かされてしまったって事かな? 

 俺もそう

 自分だけこんなに幸せでいいのかな? って思う訳よ

 それは苺ちゃん、檸檬ちゃん、杏ちゃんも同じのようで……


 翔「どう? 新婚生活?」

 翔ちゃん…… 何か気付いた? 

 ウチの会社ね、長時間働いたとして成果が上がるか? 時には早く上がれ! っていういいトコなの

 というとで今日、翔ちゃん、大野さん、相葉さん、潤くんとPM18:00から居酒屋で飲み始めたんだけど……


 智「カズオメーこんなとこで油売ってていいんか?」

 雅紀「喧嘩でもしたの? こんなトコに居たら……のんちゃん泣いてんじゃないの?」

 潤「だとしたら本当に早く帰ってあげなきゃなんじゃないのか?」

 翔「本当にどうしたカズ? 何かあった? 相談に乗るし、何なら一緒に帰ってのんちゃんに謝ってやるよ」


 この人達は…… ありがたいよね本当に

 俺、人に相談とかするようなタイプじゃなかったんだけど……

 きっと

 不安だったんだろうね? 











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