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Orange Topaz~初恋と宝石~【kazu.N】

第37章 苺ちゃん、檸檬ちゃん、杏ちゃん①~K~


 俺にとって、ヤマトタケルとの付き合いも、かなり大事なウェートを占めている訳

 あの四人以外に出来た友人だからね


 で、ヤマトはともかく、タケルがよくのんちゃんと翔ちゃん達が会う事を了解したと思って、約束日の前に会う機会があったから、ヤマトに聞いてみた訳

 カズ「タケルさ、よく苺ちゃんと会う事了解したね?」

 ヤマト「苺ちゃん?」


 ヤマトについ最近のマイブームの、のんちゃんの【苺】ちゃん呼びをしてしまって、焦って(笑)いると

 カズ「あ、や、のんちゃん苺みてぇだなぁって。つい…… ね」(笑)

 ヤマト「ハハハ! なるほど男ってのは発想が似るんだ!」(笑)


 何故か盛り上がってるし


 ヤマト「イヤね。苺姫の友達とも付き合い長くてね、小学1年からら知ってて、俺達5歳離れてるから妹同然で可愛いいんだよ」

 なるほど……

 ヤマト「出会った時に、亜子には【檸檬】<れもん>。結衣ちゃんには【杏】<あんず>。ってあだ名付けたもんだから。ね」


 理由が秀逸でさ


 酸っぱくて、最初キツイけど、紅茶に入れたりすると味を引き立てて欠かせない

 檸檬ちゃん


 控え目で、普段はひっそりしているけど、お祭りに欠かせない杏飴みたいに気になる

 杏ちゃん

 カズ「確かに! すげぇな!」(笑)

 納得です


 ヤマト「皆さん彼女がいるから、タケルも了解したんだろ」


 ハイ。彼女いないの俺だけです














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