Orange Topaz~初恋と宝石~【kazu.N】
第33章 告白②~苺~
カズ『のんちゃん……大好きです』
(……イヤイヤ真に受けちゃダメ!)
のん「で、でも、私存在価値をずっと考えてて……震災が起こって……生きている事に感謝しようって……思ってるのに時々、弱い自分出てきてグルグル考えて」
カズ「幸せになって良いに決まっているでしょ! お父樣もお母樣も、ヤマトタケルも、亜子ちゃん結衣ちゃんも。のんちゃんの幸せ願ってるよ。そして……俺が一番願っているから……もう、悲しまないの! 分かった?」
涙また、溢れちゃった
嬉しい!
のん「私カズくんに会えて良かった」
カズくんをフツと見ると
(ほっぺた桜色にして、左手を顔に持っていって擦ってて……)
カズくん?
カズ「あ~無意識だよ! この小悪魔姫!」
小さく叫んで嘆息したの
何で?
カズくんありがとう。お話聞いてくれて