Orange Topaz~初恋と宝石~【kazu.N】
第33章 告白②~苺~
かなり長い事お店で話してて私泣いてるから、カズくんは痛い目で見られていたと思うの
(後で気付いたのゴメンナサイ)
のん「私保育士になったのもママの影響。今務めてる所にママがいる。パパが進めた保育園だし……自立するっ! って言って結局甘えてるの。亜子結衣もアパート代2万ずつ多く出してくれて。私パートだからって……」
カズ「亜子ちゃん結衣ちゃんも分かってるよ」
のん「うん。私食事担当するって言ったの。家賃高いから、二部屋の所借りてリビングに寝るって言ったら怒られて」
カズ「当たり前でしょうが!」
カズくが呆れた様に言ったのが、少し嬉しいって……私マゾかしら?
だって、パパもおにぃ達も私を怒らないし
のん「三人の衣装部屋と、寝室の二部屋。皆一部屋に寝るのは苦痛じゃないからって……二人は仕事の用事とかで一人になりたい時、一人一人過ごす時、ジャンケンして部屋決めて。でも、殆ど一緒に過ごしているの」
カズ「友達って良いよね。俺も四人が居たら他の奴なんて……ヤマトタケルとまた友達になれて嬉しいんだ」
のん「おにぃ達喜こぶよ」
カズくんニコって
(優しいね……)
のん「私、パパとおにぃ達の思いが強くて苦しかった。おにい達はすんなり私受け入れて可愛いがってくれて。腹違いの兄妹って私が知っても、『可愛いくてさ、妹が出来て嬉しかった。〈ぼくが守るんだ〉って思った』って……」
カズ「分かります。可愛い! うん!」
(……カズくんさっきから……)