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Orange Topaz~初恋と宝石~【kazu.N】

第87章 貴方を支えられる様になりたいの~苺~


 カズ『のんちゃん? 約束の苺パフェ求めてドライブしながらさ。お話ししよっか?』


 って言ったカズくん

 ドライブの最中も

 苺パフェを食べてる時も

(カズくんはホットコーヒー)


 お話をする気配は無くて…… 却って楽しい話ばかりをしている感じがして……

 だから……

 のん「カズくん? せっかく実家の近くに来たのに寄らなくて良かったの初め」

 カズ「はい? 何言ってんのよのんちゃん! 数日前に会ったばっかでしょが! もう当分会いたく無い人達ですよ。もうやめてよのんちゃん! (笑)」


 苦笑いしながら…… カズくん

 うん…… いつもと違うカズくんだ……


 昨日だって家に戻ってから

 カズ『家で話ししよ』

 って言ってたのに


 カズ『さて、明日のデートの約束も取り付けたし休みますかね?』

 のん『また夕方だよ? 5時』

 カズ『あはは』


 その後だって、話す機会は沢山あったのに……昨日話さなかった事

 今このタイミングで話そうとしてる……

 きっと、お兄ぃ達たちと話した事に関係あるんだよね? 


 怖い…… すごく怖いの


 でも、いつも、どんな事でも私の事受け止めてくれて

 受け入れてくれて

 認めてくれて

 支えてくれる


 カズくんを


 私も受け止める事が出来る様な

 度量の大きい人間になりたいから……



 私も……



 貴方を支えられる様になりたいの……








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