Orange Topaz~初恋と宝石~【kazu.N】
第86章 過去の自分消す事出来たら良いのに…~K~
違うよのんちゃん
カズ「のんちゃん違うよ。俺は『お互いが不安からくる誤解とスレ違いだろ』ってヒント出しただけで。のんちゃんの言葉で『こんな事で悩んでるんだ。亜子と(結衣)は』って『気づく事が出来た』ってヤマトとタケルは言ってたし。亜子ちゃんと結衣ちゃんも、のんちゃんのおかげで『ヤマトとタケルの、気持ちを知る事が出来た』って。のんちゃんのおかげなんだよ今回のは。俺じゃない」
のん「そうかな?」
カズ「そうなの!」
今一つ納得してない顔だね? のんちゃん
喫茶店も静かっちゃぁ静かだけど……
他にお客さんもいるわけで
カズ「のんちゃん? 約束の苺パフェ求めてドライブしながらさ。お話しよっか?」
瞬間、嬉しそうに
ニコッとしたのんちゃん
(やっぱ…… ……今楽しむ事に専念して、家で話ししよう……)
過去の自分消す事出来たら良いのに……