Orange Topaz~初恋と宝石~【kazu.N】
第67章 バチなら俺に当ててくれればいいのに!~K~
翔「グループmail送ってくれただろう……」
カズ「ああ……そっか……」
緊急事態の時の為に、保存してあったmailを無意識に一斉送信してたみたいだ
カズ「そんなメールとか作っておくような事したから……バチなら俺に当ててくれればいいのに! ナンデのんちゃんに!!」
潤「カズ! カズのせいじゃねぇって! 皆で決めた事でその為にこうやって皆すぐ集まれるんだから!」
いつも、俺の顔色とか見て瞬時に言いたい事とか理解してくれる
皆の事も殆ど把握して、助けてくれる翔ちゃん……
俺が不甲斐ない時、皆が間違えそうな時
本気で叱ってくれる潤くん……
翔「さっき命に別状はないって先生が……ここに来た時カズ耳に入らない状態だったみたいだから伝えてくれって」
雅紀「大丈夫だから! カズ! お前が信じなきゃダメだろ?」
智「しっかりしろ! カズ!」
いざとなったら……ホントは頼れる
全ての人に優しい相葉さん
言葉少なに
皆を大きな心で懐の中包み込んでくれる大野さん……
こんな風に言ってくれる仲間がいて……
人目をはばからず泣いてた俺に……皆で順番に抱きしめてくれて……凄く安心できたんだ
──ー
無事処置が終わって、ヤマト.タケルと亜子ちゃん.結衣ちゃん、お母さんは傍に付いていると
翔ちゃん達は明日の仕事もある事だし
帰って貰う事に
何かあったら連絡するって約束して、お父さんと俺は……
松岡「貧血が酷くて鉄剤の注射を……話を聞きましたが、中々話そうとしなかったけど……赤ちゃん産む事で危険……とは一言も私は……何故ででしょうかね? でも……やっぱり赤ちゃんが欲しいという事でのんちゃんは……」