第28章 ウィンターカップ〜桐皇VS誠凛〜後編
桃井「(昔からそうだった……ストリートでバスケを始めた時から、相手が強ければ強いほど、目を輝かせて夢中でプレイしてた。楽しそう……青峰君と火神君と君、3人のエースが散らす火花は……会場全てを魅了し、永遠に続くかと見え、また誰もがそうあってほしいと思った……だけど、決着は突然……)」
降旗「抜いたー!」
小金井「ー!」
95対86
第4Q残り40秒
土田「これで3点差だー!」
今吉「(バカな……の方が速いやと?どうなっとるんや?)」
桜井「(抜けない!?)」
今吉「(違う、の方が速い訳やない…これは…ゾーンのタイムリミット!?ゾーンは100%の力を発揮する反面、反動も大きい。だが、何で青峰だけ?)」
黒子「皆の思いを背負ったエースは、絶対に負けない!信じてますから、火神君とさんを」
『そこまで言うなら任せた』
火神の脳裏に浮かぶ言葉