第26章 ウィンターカップ〜桐皇VS誠凛〜前編
日向が点を入れると、負けずに桜井も点を取る
「落ちねー!」
「両者1歩も譲らない!」
観客も熱が入る
黄瀬「文字通り、3ポイントの打ち合い。また随分大味な展開になってきたっスね」
森山「だが、ここまでなまじ中を使って攻めるのは逆効果だ。逃げたと同じだし、その引き目は後々響いてくる」
笠松「褒められた戦法じゃねーが、誠凛としても桐皇としても引いたら負けだ。それは両者共分かっている。意地は張り通してこそ意地だ」
ザンッと桜井が点を決めた
19対22で桐皇がリード
第1Q残り5秒
高尾「第1Qは桐皇リードで終わりかね?」
黒子「いえ、まだです!」
そこにはボールを持っている木吉の姿が