第26章 ウィンターカップ〜桐皇VS誠凛〜前編
桜井「勝つのは僕です…」
日向「は?」
日向が桜井に目を向けると、少しむくれたような顔の桜井がいた
桜井「だって、僕の方が上手いもん!」
日向「はぁ!?」
今吉「アイツはシューターとしては人一倍負けず嫌いやからな?」
桜井は「絶対、絶対負けないもん」と言いながら日向に背を向けて走り出す
そんな様子を見ていた日向は口を開く
日向「伊月…」
伊月は桜井を見ていたが、日向の声に「は?」と返す
日向「パス寄越せ、ガンガン」
伊月「良いけど、また随分燃えてんな?」
伊月は少し困ったように笑いながら言う
日向「あぁ…単純にアイツうぜぇ!もん、じゃねーよ。もん、じゃ!」
桜井は日向からかなりの怒りを買ったようだ