第26章 ウィンターカップ〜桐皇VS誠凛〜前編
「いやぁ、よくボール戻したな、火神!」
「あそこでもし負けてたら洒落にならなかったぞ」
伊月「とは言え、どうする?戦況が厳しいことに変わりない」
木吉「黒子の新しいパスも体への負担が大きいからバカスカ使えない。何より青峰相手に連発は危険だ」
でもうちには頼れるキャプテンがいるからな
ほくそ笑んでるとバキッボキッと日向先輩が首を鳴らした
日向「よし、じゃあ俺が外から1本取るわ。伊月、パスくれ」
え?という声が重なるが、俺は来たっとニッと笑う
日向「桐皇のディフィンスは現状中が固いから、もう少し外に気を向けさせる。とりあえず、そっからもう一度組み立てよう」
そう言ってガタンと日向先輩は立ち上がる