第26章 ウィンターカップ〜桐皇VS誠凛〜前編
腕組みしながら見ていた笠松は口を開く
笠松「まだ何か仕掛けてくれた方がマシだったな、誠凛は」
その言葉に海常のレギュラーは笠松を見る
笠松「黒子のパスで動じる処か、ムキになる様子もない。ただ桐皇がいつも通りにバスケをしているだけだ。だからこそ逆に付け入る隙がない。つまり出ているのは単純に実力差。格の違いだ」
黄瀬「(とは言え、何もしなければ差がつく一方スよ)」
バンッとボールを取り、全員がハッとする
今吉「おいおい、エエんか?確かに開ければデカイがオススメせんで?」
そう何故なら、火神が青峰に1on1を仕掛けたからだ
今吉「そこは鬼門や」
若松「(まさか青峰と1on1!?)」
全員が二人を見る