第26章 ウィンターカップ〜桐皇VS誠凛〜前編
今日やっと会えたは銀髪がウルフカットだが、伸びていて綺麗だと思った
そして怒るのも、呆れた顔で僕達を見るのも変わらなかった
『おーい、征十郎?』
僕の名前を呼ぶ、その声も、姿も何もかもが愛おしい
赤司「好きだよ。」
『あ?あぁ…サンキューな』
お前はきっと気付いてないんだろうな
どれだけの人を惹き付けて魅了しているのかを
大輝も真太郎も敦も涼太もテツヤもお前が好きで独り占めしたいと思っている
普段はあんなふざけた奴等だが、お前がいるのといないのとでは違う
お前がいたならアイツらは“あのまま”でいられたのかもしれない