第26章 ウィンターカップ〜桐皇VS誠凛〜前編
赤司「出直して来ます」
「何度来ても様は居ませんよ。居たとしても“チーム”として成り立ってない貴方方にはお会いにならないでしょう」
僕はその声を背に来た道を戻った
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『はぁ…。やっと行ったか』
そう言っては溜め息を吐いた
そう…付き人の振りをして冷たくして、もう会わない事を伝えたのは全て
『悪ぃな…征十郎。けど俺もう無理だ。お前らを助ける道が見えねぇんだ』
ズルズルと地面に座り込む
才能が“開花”してしまった今、お前らはもう元のお前らじゃないんだ