第26章 ウィンターカップ〜桐皇VS誠凛〜前編
俺は征十郎の後に続く様に“キセキの世代”の真ん中を歩く
黒子「さん…」
『あ?大丈夫、大丈夫。試合前には帰るからよ』
俺は手をヒラヒラとさせた
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『おーい…征十郎。どこまで行くんだよ?』
かなり人気のない所まで来た
征十郎はピタリと止まったと思いきや急に抱きしめてきた
赤司「…。今までどこにいた?」
『どこにって…誠凛高校』
赤司「違う!どうしていきなり居なくなった!」
はい、来ました。その質問
俺は内心ため息を吐いた
『…家の用事でちょっとな』