第26章 ウィンターカップ〜桐皇VS誠凛〜前編
火神「ゲッ、マジかよ…」
大我はそう言いながら俺の頭をクシャクシャと撫でた
止めろ
火神「話は後で…取り合えずあんたが赤司か?会えて嬉しいぜ」
俺は征十郎の目を見て視線をキツくする
あれは危ない…
赤司「真太郎、ちょっとそのハサミを借りても良いかな?」
緑間「何に使うのだよ?」
征十郎はゆっくりと階段から降りてくる
赤司「髪がちょっと鬱陶しくてね、少し切りたいと思っていたんだ。まぁその前に…火神君…だよね?」
俺は大我の前に出て征十郎が振り被ったハサミの刃を掴んだ
まぁお陰で手は少し切れたが…大我を守れたから良しとしよう
火神「なっ!?」
『あっぶねぇな……大我…大丈夫か?』
黒子「火神君!さん!」