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バスケと男装少女
第19章 少女のとある1日
家に帰ってきたは、疲れた様にベッドに倒れ込んだ
『そんなに分かりやすかったか…?』
静まり返る部屋にその声は静かに消える
“貼り付けたお面みたいな笑顔が嫌いだ”
『テツも同じ事を思ってたのか』
どうしても出てしまうその顔は直せない
『ダメだな…考え込むなんて俺じゃねぇ!』
はそう言うと外へ走りに出た
夜風に当たりながら頭の中を空っぽにする
それがなりの逃げ方だ
『大輝、真太郎、涼太、敦、征十郎…そしてテツ』
走っていたの足が止まる
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