第19章 少女のとある1日
『うわっ!?』
黄瀬「もう少しだけダメっスか?」
……犬…
『はぁ…お前さ…はぁ…』
もう文句も出て来ない代わりに溜め息ばかりが出てくる
『…あ、バイト代』
んっと手を出すと涼太はニヤッと笑った
黄瀬「もう少しここにいてくれるなら出すっスよ!」
「あらあら…黄瀬君がこんなに風になるのは珍しいわね」
『………ゴールデンレトリバーですから』
グッタリしてる俺とにこやかに笑ってる涼太
「(飼い主と飼い犬って所かしら?飼い犬の愛情が重いみたいだけど…)」
『俺バスケしたい…』
あーぁ…やっぱ引き受けるんじゃなかった