第18章 ストリートバスケは大波乱!
『"男"として育てられたので、俺…私は』
言葉遣いも男っぽさが抜けきれず、俺と言ってから私と言ったが顔が嫌そうだ
氷室「ふっふふ…」
『何だよ…あ、何でしょうか』
氷室「普通でいいよ。その方が楽でしょ」
そう言うと少しだけ戸惑っている
『氷室様がよろしければ…』
氷室「構わないよ」
そう言いながら椅子に座る様に促す
座った少年…もとい少女は大きく溜め息を吐いた
『俺に見合いとか向いてねぇって』
不貞腐れる様に言う少女
氷室「名前は?」
『 。着流しなのはアメリカ人はこっちの方が喜ぶんだろ?』
一応彼女なりの配慮らしい