第18章 ストリートバスケは大波乱!
『マジで何がしたいんだよ…』
俺は辰也を見上げる
氷室「どうして俺と婚約したくないの?」
『…は?』
いきなりの質問にポカンとする
『普通に嫌だろ。俺遊び人とは付き合えないんで』
氷室「ふふ、それが言うのかい?」
『どういう意味だ、ゴラァ!』
断じて遊んでねぇし
辰也の意味を測ろうとしても結局遊んでねぇ
氷室「……気づいてないのかな?」
そう言うと辰也は俺を離して、自分の胸に手を当てた
氷室「人の心を弄んでるだろ?」
『…は?はぁぁぁ!?』
何を言い出すんだ?この馬鹿は